◇ 東大阪市民ふれあい祭りって?

 東大阪市民ふれあい祭りとは、毎年5月の第2日曜日(母の日)に開催される市民一人ひとりが主催者のお祭りです。1978年(昭和53年)に第1回目が開催されてから、今年も40回目を無事に迎えることができました。布施から八戸ノ里間の道路を歩行者天国にした「ふれあい通り会場」と、花園ラグビー場に隣接する「花園中央公園会場」では、パレードあり、ステージあり、催し物が多数出展する「市民生活の祭典」ともいえるお祭りです。今では、前夜祭の河内音頭ステージや花火大会も、祭りの定番となりました。
 東大阪市民ふれあい祭り誕生の背景には、市民会議での提言がきっかけとなりました。
市民会議とは1975年(昭和50年)に、市民有志(東大阪市民会議プランニングチーム)により開催されて以来、誰もが自由に参加し、話し合える会議です。この市民会議で提言された中には、美化運動から市民の体力づくり運動、緑化運動など、提言後には市民による団体が立ち上げられ、市民主導のまちづくりが展開されています。
 1977年(昭和52年)の市民会議の場で「東大阪市のまちとしての新しい『顔』を」そして都市計画道路の開発に伴い「道路をつかってお祭りをしよう」との青年の呼びかけに多くの市民が賛同しました。
 1977年(昭和52年)に開催された市民会議では、「市民が考える明日のまちづくり」をテーマに3日間、市民討議が行われ90項目の提言が市の総合計画審議会へ提出されました。その中の「みんなの力で市民がふれあう祭りをしよう」の提言に基づいて東大阪市民ふれあい祭りが誕生しました。



◇ 東大阪市民ふれあい祭りの目的は?

1.車に占められている道路を人が出会い語り合う場所にする。
2.祭りを通じて市民のコミュニティを育てる。
3.祭りのエネルギーをまちづくりに生かす。
この3つを大きな柱として市民が知恵と労力を出し合う手作りのお祭りです。
祭りを通じて、郷土愛を育み、市民が積極的にまちづくりに参画できるまち
東大阪をめざします。



◇ 東大阪市民ふれあい祭りを支える人

 東大阪市民ふれあい祭りを支える実行委員会メンバーは約400名、パレード参加団体は約40〜50団体、ステージ参加団体は50〜60団体、催し参加団体は約300団体、そして運営資金については、多数の企業、市民により1500万円もの協賛金により支えられ、参加市民は毎年40万人を超える規模のお祭りとなりました。
 また、実行委員会以外にも、警察、防犯、自治会と、会場周辺の住民の皆さまなど多くの方のご協力に支えられています。





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